こんにちは!
沖縄本島でナンヨウショウビンが初確認され、話題になっているようですね。

沖縄本島の漫湖で観察されたようですが、
これが沖縄本島では初確認という事で話題になっています。
アカショウビンという鳥は沖縄本島でも割とメジャーで、
鳴き声も特徴的ですのでよく見かけたりするので知っていますが、
ナンヨウショウビンは初耳。
一体、どんな鳥なのでしょうか?
鳴き声や、生息地について調べてみました!
ナンヨウショウビンとは?
形はアカショウビンに似ていますが、ブルーがかった色が鮮やかでキレイな鳥ですね!
ちなみに、アカショウビンはこちらになります。↓
名前の通り、ナンヨウショウビンとは対象に真っ赤な見た目です。
ナンヨウショウビンの形態や生態についても調べてみました。
和名 | ナンヨウショウビン |
---|---|
学名 | Halcyon chloris (Boddaert, 1783) |
体長 | 23-25cm程 |
色 | 頭部、背中、翼は青緑色。腹部は白。くちばしと足と目は黒。 |
生態 | マングローブ林や海岸の林、農耕地に生息 |
生息地・分布 | 紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、 ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布する。 生息地ではほぼ一年中見られる。 |
となっておりますが、あれ、生息地に日本が入っていませんね^^;
もう少し詳しく、生息地について調べてみました!
日本にも生息している?
上項目でも書いたように、基本的には日本には分布していない鳥のようです。
主にケアンズやシンガポール等で見られ、
それらの地域では一年中観察出来るようです。
しかし、日本でも迷鳥として、南西諸島にて観察例があるとの事です。
迷鳥とは、本来そこに分布してしないはずの鳥が、
台風などの悪天候等の特殊な事情で本来の生息地でないところに飛来した鳥の事を言います。
群れからはぐれた、渡り鳥などが多いですが、
まれに渡り鳥でなくても、他の地域に生息しているはずの鳥が迷鳥になることもあるようです。
今回のナンヨウショウビンにケースにおいては、特に渡り鳥ではないので、
かなり珍しいケースのようですね。
過去にナンヨウショウビンの観察された南西諸島の地域としては、
宮古島、石垣島、西表島、与那国島があります。
ですがそれぞれの島は、沖縄本島より更に南に離れた島々で、
より東南アジアに近い場所でしたが、
今回は更に北の沖縄本島での初確認という事で、これだけ話題になっているのですね!
迷鳥という事で、長い期間はいないと思いますが、
是非ゆっくりと沖縄本島でも羽を休めていって欲しいですね(^^)
どんな鳴き声?
アカショウビンは、鳴き声が特徴的で、
沖縄に住んでいる人は知っている人も多いかと思いますが、
ナンヨウショウビンはどんな鳴き声なのでしょうか?
まずは、こちらがアカショウビンの鳴き声になります。↓
何かが落下する効果音のような?特徴的な鳴き声ですね。
沖縄の街中を歩いている時はなかなか聞きませんが、
山の中に入ると結構良く聞きますよ(^^)
そして、本題のナンヨウショウビンの鳴き声がこちらです。↓
こちらは、アカショウビン程特徴的ではなく、
「キーキー」っと少し甲高い鳴き声ですね。
今回見つかったのは、沖縄本島の漫湖。
近くを散歩した時に、この鳴き声が聞こえたらあたりを見回してみてくださいね!
珍しい、ナンヨウショウビンに沖縄本島で会えるかもしれませんよ!